“黄金世代”三浦桃香が2度目のプロテスト落選 ツアーで生き残るための道筋は!?

春先の活躍で一気に人気女子プロの仲間入りを果たした三浦だが…
春先の活躍で一気に人気女子プロの仲間入りを果たした三浦だが… 【拡大】
19歳の“黄金世代”ルーキー、三浦桃香が日本女子プロゴルフ協会(LPGA)プロテスト第2次予選A地区で落選し、最終プロテストに進めなかった。成績は通算17オーバーの66位タイ。昨年は最終まで進んだが、2年連続の失敗に終わった。

期待していたファンは、予想外の結果にショックを受けているだろうが、もちろん最も落ち込んでいるのは本人だろう。来季からはLPGA正会員でないと、QT出場資格も得られないため、プロテスト合格に懸ける思いは強かったはずだ。ただ、これですべてが終わったわけではない。それは今季の成績に期待が持てるからだ。

三浦は昨年、プロテスト失敗の後、ファイナルQTで34位に入り、今季前半戦の出場権を獲得。TP(トーナメントプレーヤー)単年登録して、ここまで16試合に出場し、「サイバーエージェント レディス」で7位タイ、「アクサレディスin MIYAZAKI」で10位タイなど上位フィニッシュ。獲得賞金約760万円で賞金ランキング58位、シード選手以外の優先出場権を決める第1回リランキングでも20位に入り、後半戦の出場権を手にしている。残りの後半戦で賞金ランキング50位以内に入れば、賞金シードを獲得して来季もツアーに出場できる。なおかつ、今季からの規定変更により、優勝者と同様、シード獲得者にもLPGA正会員資格が付与されるのだ。そのためか、プロテスト落選後も三浦は強気だ。

「何も心配していません。とにかく今はシードを取ることしか考えていません」

確かに現在の賞金ランキングからすれば、シード獲得は現実味を帯びている。それでも、賞金シード獲得が危うくなった場合は、QTを受けることになる。三浦はTP単年登録者なので、10月のセカンドQT(10月)から受験が可能。さらに樋口久子 三菱電機レディス終了時点で賞金ランキング70位までに入っていればサードQT(11月)から、大王製紙エリエールレディスオープン終了時点で同56位”60位に入ればファイナルQT(11月)から出場できる。

前述したとおり、来年からQT出場資格がLPGA正会員だけになるため、プロテストに合格しておくほうが後々安心ではある。ただ、現在の三浦の立場からすれば、出場権を確保している今年度中に賞金シードを獲得して、来季の出場権と正会員資格の両方を確保することがベストだ。

すでに今季初優勝した新垣比菜、賞金シードを当確させている勝みなみら“黄金世代”の一角でもある三浦。プロテストは落ちてしまったが、今はあれこれ余計なことは考えず、自分の道を突き進むしかない。

(本誌・金 明昱)

文・編集部 ※2018年7月31日号「芝目八目」より

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