タイガー・ウッズが今季ツアー最速HSを記録 マスターズのオッズも1位にジャンプアップ!

アーノルド・パーマー招待でも初日7位タイと好スタート(写真・Getty Images)
アーノルド・パーマー招待でも初日7位タイと好スタート(写真・Getty Images) 【拡大】
時速129.2マイル(メートル/秒にすると57.75)。これはツアー復帰4戦目のバルスパー選手権でタイガー・ウッズが記録したヘッドスピードだ。大会3日目、14番パー5で打ったドライバーショットは、フェアウェイ左サイドをキープ、その飛距離は“327ヤード”だった。

このヘッドスピードは今季の米PGAツアーで最速値であり、「センセーショナルな42歳!」と、大注目となった。

「4度の腰の手術を受け、一時は満身創そう痍いだったウッズの体が完全復活した証し。ショートゲームに加えてティショットが安定すると、いつ勝ってもおかしくない」とは、米ゴルフチャンネルの解説で元プロゴルファーのブランデル・シャンブリー氏。

実際に驚いているのはウッズ自身も同じ。「どうしてそんなスピードが出せているのか、僕にも分からない」と不思議がった。「昔(プロデビュー当時)は43.5インチでスチールシャフト、それでたぶんヘッドスピードは126マイルとか、それくらいだったはず。それが今はシャフトが少し長くなり、ずっと軽くなった。ここ数年はスピードを出せずに苦戦していたのに、それが突然、速くなった。理由は……おそらくずっと痛みを抱えていた体を守ろうとしていたのかもしれない。それが今はなくなったのだと思う」と、ウッズは分析した。

ちなみにバルスパー選手権終了時点で今季の平均は122.4マイルで、これはツアー2位、5年前の13年は118.3マイルでツアー28位だったから、どれほど大きな変化があったかよく分かる。今大会ではティショットに2番アイアンを多用しながらも4日間の平均飛距離は296.2ヤードで37位、フェアウェイキープ率は59.6%で16位、パーオン率は66.7%で8位、ショットの復調ぶりは明確に数字に表れた。

最後まで優勝争いに加わり、最終成績も2位タイに入ったウッズ。復活への期待度が数字として顕著に表れたのがマスターズのオッズだ。ウッズは一躍、優勝の最有力候補へとジャンプアップして8倍。ダスティン・ジョンソンとジャスティン・トーマスが9倍、ジョーダン・スピースが12倍、フィル・ミケルソンの16倍を抑えて堂々の1位だ。マスターズで完全復活なるか、ウッズ狂騒はまだまだ続く。

(在米ゴルフライター・武川玲子)

文・編集部 ※2018年4月3日号「芝目八目」より

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