大雪後の寒波で雪解けが進まない中、温暖な地のコースは千客万来だったのか!?

寒波のせいで予想以上に除雪に時間がかかり、降雪から1週間後に芝が姿を現した神奈川県内の某コース。しかしフェアウエーにはまだ凍った雪のかけらが見える
寒波のせいで予想以上に除雪に時間がかかり、降雪から1週間後に芝が姿を現した神奈川県内の某コース。しかしフェアウエーにはまだ凍った雪のかけらが見える 【拡大】
1月22日に首都圏を大混乱に陥れた大雪は、ゴルフ場にも大打撃を与えた。翌23日こそ好天で雪解けが進んだものの、24日には東京都で最低気温がマイナス4度になるなど、34年ぶりに8日連続冬日(最低気温が氷点下)を記録。この大寒波の襲来で解けかかった雪は芝を巻き込む形で凍り、除雪作業を難しくした。とあるゴルフ場では、

「23日には積雪が5センチほどまでに減ったので27日の土曜日には通常営業できると安心したものの、実際には雪が解けず28日の日曜日も休場でした」

と、自然が相手とはいえ恨めしそう。雪が湿気を多く含んでいて凍りやすかったのに加え、木の枝も大量に折れて余計に手間がかかったことも影響した。

このように多くのゴルフ場が数日間も休場する中、温暖なコースでは早々に雪が消え、営業を再開していた。千葉県の房総半島南部にある館山CCや房州CCでは23日から、神奈川県の相模湾に面した湘南シーサイドCCや茅ヶ崎GC、あるいはレイクウッドGCでも24日からプレーできたという。休場となったゴルフ場を予約していたゴルファーの中には、急きゅうきょ遽駆け込んだ人もいたそうだが、ゴルフ場は単純に“寒波特需”というわけにはいかなかったようだ。

「駆け込みはありましたが、高速道路が通行止めになっていたせいで都心からの予約客がみんなキャンセル。来場者は当初より数十人単位で減ってしまいました」(房州CC)

と、期待とは逆の結果だったという。23日だけ休場したレイクウッドGCでも、

「24日の水曜日から金曜日までは急な予約は入りましたが、休場分の集客が穴埋めできた程度」

館山CCが冬でもグリーンが凍らないことを売りにしているように、温暖なゴルフ場はもともと冬季の予約が多いので、週末の特需もなかった。

ようやく除雪が終わって開場できたかと思ったら、先週金曜日にも雪が降った首都圏。どこのゴルフ場も春まで、降雪に神経をとがらす日々が続きそうだ。

(本誌・中澤浩治)


文・編集部 ※2018年2月20日号「芝目八目」より

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