軽量カーボンのブレやすさを克服した、ミズノの新ブランドがすごい

「軽くても暴れずにしっかりしているシャフトに驚きです」と語る佐藤
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先日、ミズノから新ブランド〈GX〉シリーズ(3月16日発売予定)が発表された。ティザー広告(断片的な情報のみを公開し、消費者の興味を引くことを意図したプロモーション手法)では、“限界飛距離の、その先へ。”とうたわれていたが、それを期待できそうなクラブとなりそうだ。

革新的技術が使われているシャフトの説明をする前に、ミズノのカーボンテクノロジーに軽く触れたい。ミズノのカーボン製品はスポーツ用品以外でも採用されている。例えば、トヨタの燃料電池自動車〈MIRAI〉では、高圧水素タンクの外郭部分や、カシオの〈G‐SHOCK〉では時計バンドに高強度と柔軟性を併せ持つカーボン製品が使われている。

そんなカーボン技術を応用して完成したのが〈Mフュージョン〉シャフトだ。これまで困難とされていたカーボンナノチューブと炭素繊維の複合化を成功させた助成事業の協力により、軽量化すると軟らかくなって暴れやすいというカーボンシャフトの課題を解消。軽量性と高剛性を両立させたことで、“軽くしても暴れない”シャフトに。これでブレにくく、ボールがとらえやすくなるため、飛距離アップを可能にするという。

実際に試打した契約プロの佐藤信人は、

「軽いのにしっかりしたシャフトという印象です。シャフトが暴れないからたたきにもいけます。ボクのヘッドスピードは45m/s前後ですが、49グラムのフレックスSシャフトが入ったドライバーなら、全然違和感なく打てますね」

と、驚いた様子だった。

〈GX〉シリーズはアベレージゴルファー向けのモデルで、シャフトだけではなくヘッドにもテクノロジーが注がれている。ドライバーのフェースには航空宇宙素材を採用。高強度なため周辺部分がより薄肉化され、さらなる反発力が得られる。ミズノのクラフトマンシップと最新技術が融合した新ブランド、ミズノファンならずとも注目だ。

(本誌・保科信二郎)


文・編集部 ※2018年2月20日号「芝目八目」より

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