それいけ! オヤジゴルファー【第33回】

経営者の多いコースのメンバーともなると、キャディさんを部下のように扱う輩も少なくないとか。また、彼女たちの個人情報をベラベラ話すゴシップ好きも! さぁ、あなたは大丈夫?

取材/文・一寸木芳枝 イラスト・オゼキイサム

キャディの個人情報がダダ漏れなのは誰のせい……?

今回の苦言の主は関東近郊の名門コースのキャディさん。メンバーさんが強い権限を持つコースだけに、狭いコミュニティーの中での接客には苦労することも多いそうだ。

「うちの会員権は気軽に購入できる額ではないぶん、それなりに成功されている方が多いのですが……。それだけに皆さん、クセがすごいんです(苦笑)」

クセ……例えば?

「自営業や企業のトップの方などは、やはり全部自分の思いどおりにならないと気が済まないんでしょうね。ご自分が遅刻してきたのに、スタート時間の調整を当たり前のように指示してきたり、混雑しているのに『スルーで回らせろ』って言い出したり……。そんなワガママ、挙げたらキリがないほど、皆さんいいたい放題、やりたい放題です。きっと会社では部下や秘書がそのとおりに動いてくれるんでしょうけど、ここでは肩書は関係ないですからねぇ。キャディも『あなたの部下じゃありませんから!』っていいたくなるときもあります」

男ってのはすぐイバってしまう生き物なんだな……。

「また、そういう経営者などトップに立つ方々は、意外と皆さんゴシップ好きです(笑)。『キャディの誰それはバツイチで子供が何人いる』とか、『出身中学は▲▲で、ダンナは◎◎で働いているらしい』とか、どこでそんな話を聞いてきたんだか……。ただの世間話と思って話したことが翌週には他のメンバーさんに、間違った形で知れ渡っていたことも……。あるときなんて、前職で秘書をしていたことをあるメンバーさんに話したら、1カ月後には別のメンバーさんから『社長の愛人だったんだって?』といわれました。あきれて反論もできませんでしたよ。一つも合ってないというのに!」

そりゃヒドイ話だ。確かに個人情報を当事者がいないところでベラベラと話されるのは、気持ちがいいものではないだろう。

「特に不倫や下ネタ、借金などの話の類いはすぐに広まるので要注意ですね。あとは、そういう話をスピーカーのように広める人って大体決まっているので、そういう人には何も話さないのがキャディの中では暗黙のルールです」

キャディさんがおしゃべりにつき合ってくれなくなったら、危ないと思え!




※週刊パーゴルフ6月20日号より

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