それいけ! オヤジゴルファー【第31回】

われわれオヤジゴルファーを最も身近で見ているキャディさんからのクレーム? 本音? をお届けする本連載。今回取り上げるのは、プレーが思いどおりにならないときに怒るオジさんの話。

取材/文・一寸木芳枝 イラスト・オゼキイサム

クラブを投げる、怒鳴り込むetc. キャディ泣かせのお客さん②

先週に引き続き、キャディ泣かせのお客さんについて紹介しよう。今週は“怒れるプレーヤー”について。

「自分のプレーが思いどおりにならないと怒る方は多いです」

とはいっても、怒りレベルには幅があるのでは?

「確かにそれはそうですね。地雷というかスイッチがどこにあるかは人それぞれだと思います。でも、そのスイッチがどこにあるかなんて、私たちには分からないから怖いんです……。打ち込まれた瞬間、穏やかだったおじいちゃんが豹変して後続に怒鳴り込みに行く姿や、ティショットで連続OBした途端にすごい勢いで睨みつけてきた若者。繁忙期に各ホールでの待ち時間の長さにキレて15 番ホール途中で自らバッグを下ろして帰っちゃった社長さん……などなど、いろんな人がいましたね(苦笑)」

皆さん血気盛んですな(汗)。

「でも、最も多いのは物への八つ当たりですね。クラブを放り投げたり、パターでグリーンをたたいたり……」

そういうときはどんな対応を?

「クラブを放り投げた人に対しては、絶対に私がクラブを拾いに行かないようにしています」

それはどうして?

「こちらが拾ってしまえば、必ずもう一度やるからです。でも、拾いに行かなければ、自ら行くしかないわけで……。また、拾いに行く間に頭を冷やしてほしいという意味もあるんです」

なるほど! まるでやんちゃな子供への対応と同じだが(苦笑)。

「ホントそうですよ! でも素直に“ごめんなさい”がいえないぶん、子供よりもタチが悪いです (苦笑)」

確かにそうだ。

「メンバーさんの中には、後日『この間は済まなかった。キャディさんたちで食べてください』って、 菓子折りを届けてくれた人もいましたね。まぁ、今後のクラブライフを考えれば、そうなりますよね。次についたときに気まずいですから(笑)。そういう謝罪があれば、私たちだって根に持つことはありません。お互い気持ちよく過ごしたいですから。でもこのコースは1回きり、と思っているビジターさんは、まさに“怒り逃げ”がほとんど。気分悪いですよね……」

その場の感情に流されても、きちんと謝罪をすることが大事です!



※週刊パーゴルフ6月6日号より

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