初メジャーも予選落ちの畑岡奈紗 苦戦の原因は「練習場でできたことができない」

ここからが正念場。頑張ってほしい。(写真・Getty Images)
ここからが正念場。頑張ってほしい。(写真・Getty Images) 【拡大】
 今季米LPGAツアーをルーキーで戦う18歳、畑岡奈紗は自身初の海外メジャー、全米女子プロゴルフ選手権(イリノイ州・オリンピアフィールズCC)への出場を果たした。結果は2日間トータル8オーバー。

 予選通過には6打と大きく及ばず予選落ちに終わった。

 「緊張はしなかったけれど、やってみるとやっぱり難しくて力が入ってしまった。これからの大きな課題になった」と、硬くて速いグリーンや難しいピン位置など、厳しいメジャーのセッティングに洗礼を受けた格好だ。

 一番の不調はショットだった。初日はバーディ一つだけ。6番パー5ではティショットを右のハザードに入れてボギー、最終18番パー5は第3打のチップショットでグリーンオーバーすると返しも大オーバーしダブルボギー、小技にも苦戦を強いられた。第2ラウンドはなんとか持ち直して72と踏ん張ったが、結局アンダーは出せなかった。

 「練習場でできるのにコースでできない。悪いイメージを消しきれないでやっている」と、畑岡はメンタルの問題ととらえている。実際に2日目の後半は安定したプレーで8番パー4(373ヤード)ではティショットを270ヤード飛ばして残りは100ヤード余り。セカンドを50度で打ってバーディを奪っている。「終盤のようなプレーができれば……まだまだ上位にいけるチャンスはあると思う」と気持ちを新たにした。

 練習日には宮里藍に直接お願いして練習ラウンドも共にした。その後は食事を取りながらじっくりと話し込んでいた二人。宮里は苦戦する畑岡を気にかけていることもあり、引退前に何か伝授したのだろうか。

 この全米女子プロを終えた時点で14試合に出場して予選通過は4試合のみ。獲得賞金は1万7000ドル弱(約190万円)で143位と低迷、このままいくと上位80人ほどしか出場できない秋のアジアシリーズへは参戦できなくなる。メジャーの全英リコー女子オープンに出場するには、マラソンクラシック(7月20〜23日・オハイオ州)で出場権のない選手のうち上位5人に入ることが条件。ここは踏ん張りどころだ。どこかで上位に入らないと来季のシード権獲得となる80位以内は、とても厳しい状態となる。

 「悔しい結果になってしまったけど、これを糧にこれから頑張る」と初メジャーを振り返った畑岡、残された時間はあまりない。

(ゴルフライター・武川玲子)
文・編集部 ※2017年7月25日・8月1日合併号「芝目八目」より

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