絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.17 青木功




往年の名手たちの格言を吟味し、その真意をひもといていく新展開!
週刊パーゴルフ最新号(9月4日号)
第27回は清元登子の格言。ぜひともご一読を!
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「ゴルフはゴロフ」



青木功
1942年8月31日生まれ、千葉県出身。64年にプロ入会し、尾崎将司とともに「AO時代」を築いた。83年にハワイアンオープンで日本人男子初の米ツアー制覇など、日・米・欧・豪の世界4大ツアーで優勝する快挙を達成。レギュラーツアー、シニアツアーを含めて世界中で80勝を超える。

構えたときよりも、ロフトを減らすつもりで打つのがコツ

徹底して低く転がす意識を持てば、ロフトが仕事をしてくれることが分かる。ロブショットなど高く上げるアプローチにも当てはまる
徹底して低く転がす意識を持てば、ロフトが仕事をしてくれることが分かる。ロブショットなど高く上げるアプローチにも当てはまる 【拡大】
 アプローチの鉄則は「転がせる状況なら徹底して転がせ」という点に尽きます。「できるだけゴロを打て」という青木功さんの教えはコースマネジメントの話と思われがちですが、その言葉の奥には、「ロフトを生かして打つ」とか「クラブに仕事をさせる」といった要素も含まれているように思います。

 アプローチのうまい人たちはボールを低く転がして、どこに止めるかを考えて打ちます。でも、アベレージゴルファーの多くはボールを上げたがる傾向があります。アプローチウェッジで打つときも、すくい上げようとしてインパクトで右手首が手のひら側に折れてしまいがちです。結果的にロフトの角度が増えますからロフトどおりに打てませんし、クラブが仕事をしたことになりません。

 なかなか100が切れない人は、クラブはアプローチウェッジでもピッチングウェッジでも構いませんから、グリーン周りから徹底して転がしてみてください。転がす意識で打てば、思った以上にボールが上がることが分かります。ロフトがボールを上げてくれることを正しく理解してこそ、「ゴルフはゴロフ」の格言が生きてくるのです。コースでは8、9番アイアンなどで低く転がすのもいいのですが、練習場では一番ロフトの多いサンドウェッジを使い、インパクトでロフトを減らして低く転がす練習をすると効果的です。

 米ツアーの実力者、フィル・ミケルソンはボールをあまり転がさずに、高く上げてピンの真上から落とすロブショットをよく打つことで知られます。でも打ち方そのものは、まさしくゴロフです。フェースをうんと開いて85度くらいのロフトで構え、インパクトではハンドファーストにとらえて80度くらいのロフトで打っています。高く上げるアプローチだって、基本はゴロフなのです。

今週のまとめ
「アプローチはすべてゴロフだ」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年5月29日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は8/29(水)更新予定


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