絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.16 アーノルド・パーマー




往年の名手たちの格言を吟味し、その真意をひもといていく新展開!
週刊パーゴルフ最新号(8月21・28日合併号)
第26回はアーノルド・パーマーの格言。ぜひともご一読を!
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「練習を重ねるたびに運が上がる」



アーノルド・パーマー
1929年9月10日生まれ、米国ペンシルベニア州出身。メジャー7勝を含むプロ通算95勝を挙げた、米国を代表するスーパースター。赤、黄、白、緑の4色の傘のロゴマークが特徴のアーノルド・パーマーブランドも有名。2016年9月25日没。

「練習はウソをつかない」ともいうが、練習の仕方を間違えないことが大前提

練習の仕方を間違えると、どんなに努力しても成果が出ない。ティアップしたボールとマットの上のボールを交互に打つなど、正しい練習法をチョイスすることが大事だ
練習の仕方を間違えると、どんなに努力しても成果が出ない。ティアップしたボールとマットの上のボールを交互に打つなど、正しい練習法をチョイスすることが大事だ 【拡大】
 とてもシンプルで、分かりやすい格言だと思います。アーノルド・パーマーほどのスーパースターでも、陰で人一倍以上に練習に励んでいたのでしょう。

 一流の選手ほど、他人の見えないところで相当の努力をしているというエピソードをよく聞きますが、大半のゴルファーは「練習しないとうまくなれないかな」といった強迫観念がないと、あまり練習する気が起こらないかもしれません。でも、一流選手たちはそうではないのです。「練習する能力」が備わっていて、自分の将来的なビジョンが明確に見えているのです。

 ここで、勘違いしないでください。パーマーのいう「練習を重ねるたびに運気が上がる」というのは、練習の仕方を間違えないことが大前提です。「練習の仕方×練習量(時間)」が肝要であって、練習の仕方がとんでもない方向にいっていると、結果がなかなか出ません。

 今はスイング論の情報がたくさん入ってきますし、どんな練習をしたらいいか迷ってしまう人が多いでしょう。私の感じたことを率直にいえば、スイングの形にこだわる人は上達が遅れます。ドライバーばかり練習して、アプローチの練習をしない人もなかなかうまくなりません。

 ティアップして打つドライバーも、地面の上のボールを打つアイアンも、そのクラブの軌道に合った場所にボールを置くだけでいいのに、スイングをガラッと変えてしまうのもよくありません。

 それでは練習の効率を上げるにはどうしたらいいかというと、ティアップしたボールと、マットの上のボールを1球ずつ交互に打つ練習がお勧めです。クラブが何であれ、スイングのメカニズムに大きな違いがないことを理解し、正しい方向で練習すれば成果は必ず表れます。

今週のまとめ
「正しい練習を積んでこそ運が開ける」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年5月22日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は8/22(水)更新予定


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