坂田信弘のラウンド進化論 落ちた飛距離はフォローの右足の寄りで戻る

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(8月7・14日合併号)では「左手首の小さな変化で球筋を変える」を掲載!
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「50歳を超えたら、飛距離がガクンと落ちた」という嘆きの声。小さくなっていくスイングに振りの余裕を与えて飛距離を取り戻すには、正中線を回す意識を持てばいい、と前回で紹介した。正中線回しの利点やコツについて、さらに詳しく説明させていただきます。

トップで右ヒジを絞らない

 50歳を過ぎて小さくなっていくスイングを大きくするには、正中線回しが最適の手段である。正中線回しとは、鼻、アゴ、みぞおち、ヘソと体のド真ん中を貫く縦線を回すスイングだ。

 デンデン太鼓を鳴らすには、中心軸を回転させてやればいい。軸の回転がヒモの先端の木球の動きを生む。そしてその動きは、力強くリズミカルである。それと同じことだ。腕や肩を回すより、正中線を回す意識を持てばいいのです。

 正中線を回せば、スイングバランスは崩れにくくなる。スエーや上体の突っ込みなどスイングのどこかにバランスを崩す動きが生じると、スムーズな回転は望めぬものなれど、正中線回しは体重移動こそ少ないが、そのぶん回転の力で飛ばしていける利点が生じる。50歳を過ぎての体重移動の多さは捻転力スイングとはなりにくく、力打ちスイングとなる傾向を持つが故に、リズムとスイングの型を崩したくなければ回転力主体の振りに徹したほうがいい、と私は思ってきた。

 このとき背筋を伸ばすこと、そして腕を縮めぬことが肝心だ。トップスイングでの右ヒジの絞りは、やめていただきたい。50歳を過ぎて飛距離の落ちを自覚したアマチュアの方、皆さん右ヒジを絞ろうとする。するとバックスイングが高く上がらず、ますます飛ばぬようになる。次に手首を使い始める。となれば飛距離減に、曲がるという悩みが加わる。

 バックスイングでは左腕を張る。トップでの張りではなく、バックスイング途中の振りである。トップでは左ヒジ、曲がっても問題なしだ。

 ヒョイと軽くバックスイングするのではなく、重く上げていくのが回転力を増す上げ方である。左腕を張れば、右ヒジを絞ってなどいられない。トップスイングで右ヒジは地面ではなく、地面と水平の中間、背中側45度に向ける。トップスイングは、スイング面を右腕直角で支える型であるが最善。

 そのトップスイングから正中線を回して、球をたたくか、はじきにいく。回転力を生かそうとするインパクトでは、「たたく」か「はじく」かのいずれかの感覚は必要だ。

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