絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.13 ジャック・ホワイト




往年の名手たちの格言を吟味し、その真意をひもといていく新展開!
週刊パーゴルフ最新号(8月7・14日合併号)
第25回は宮本留吉の格言。ぜひともご一読を!
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「耳でパットせよ」



ジャック・ホワイト
1873年8月15日生まれ、英国スコットランド出身。1904年に全英オープン史上初の300を切る296ストロークで優勝。パットの名手で知られ、21年に出された彼の著書『Putting by Jack White』の中の言葉。1949年没。

パットは同じ音を毎回出せるようなストロークが大切

結果を気にすると、ストローク中に目が泳いでしまう。音をしっかり聞くことを第一に考えればフェースの芯に当てやすい
結果を気にすると、ストローク中に目が泳いでしまう。音をしっかり聞くことを第一に考えればフェースの芯に当てやすい 【拡大】
 パットの教えとしては、「左耳でカップインの音を聞け」という言葉を聞いたことがあるでしょう。結果を求めて顔が早く上がってしまうヘッドアップを戒めるアドバイスです。

 ジャック・ホワイトの「耳でパットせよ」という格言も同等のように思えるかもしれませんが、私にはその言葉の中に、もっともっと深い意味が込められているように思います。

 うまい人のパットは「インパクトの音」が毎回同じです。パットはフェースの芯で打つことが一番大事ですから、五感を働かせなくてはなりません。「パットに型なし」ともいいますが、ストローク軌道が少しアウトサイドインだろうと、インサイドアウトだろうと、ダウンブロー気味に当てようと、毎回同じ音を出せるようなストロークを心がけることがとても重要です。

 大半のゴルファーは、インパクトの音は聞こえていても、意識して「耳で聞く」ことはしていないでしょうし、耳で聞く練習なんてしたこともないでしょう。

 目で見てストロークするよりは、インパクトの音を意識してストロークすると、案外芯に当てやすいものです。ところがパットが苦手な人は視覚的にボールを見ていても、結果に意識がいくためにボールをしっかり見切れていません。でも、インパクトの音を聞こうと思えば、目線のズレがなくなるのです。

「打つ、結果を見る」ではなくて、「打つ、聞く」。それからボールを目で追っても全然遅くはありません。「打つ、見る」の繰り返しでは打ち急ぎにも通じて、ダウンスイングで右肩がかぶって当たる悪癖が身につくことになります。特に構えたときにカップが視界に入るショートパットでは「打つ、聞く」をしっかり心がけましょう。

今週のまとめ
「インパクトの音を意識して打とう」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年4月24日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は8/1(水)更新予定


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