絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.11 エドワード・レイ




往年の名手たちの格言を吟味し、その真意をひもといていく新展開!
週刊パーゴルフ最新号(7月24・31日合併号)
第24回は戸田藤一郎の格言。ぜひともご一読を!
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「職人の腕はその道具で分かり、
ゴルファーの腕はそのクラブで分かる」



エドワード・レイ
1877年3月28日生まれ、英国出身。1912年の全英オープン、20年の全米オープンで優勝。英国随一のロングヒッターとして知られた。この名言は彼の著書、『Inland Golf』のもの。43年8月26日没。

どんな名器でも、自分のスイングに合わなければ使えない

名器といわれるクラブがいいわけではない。自分のスイングに本当にマッチしたクラブが最高の伴侶であり、できるだけ長く使いたいものだ
名器といわれるクラブがいいわけではない。自分のスイングに本当にマッチしたクラブが最高の伴侶であり、できるだけ長く使いたいものだ 【拡大】
 昔と今とでは道具がかなり変わってきて、道具がこれだけ進化した現代ゴルフにおいては、エドワード・レイの言葉は、ちょっと当てはまらない部分もあるように感じます。

 でも、道具を大事にする心を持つことが大切なのは昔も今も同じです。常に手入れをしておくことはもちろんですが、それ以上に大切なのは「道具を選ぶ目」を持つことです。

 レイは「弘法筆を選ばず」ということをいっているのではなく、自分に合った道具をしっかりと選ぶのが何よりも重要だというところに彼の真意があるのだと思います。

 ゴルフのうまい人は自分の技量に合ったクラブを慎重に選んでいますし、レベルアップによって道具を取り換えることもします。道具の選び方が的確なのも、道具の知識が高いからです。

 私の師匠の陳清波プロは、昔メタルヘッドのドライバーが登場したころ、「チューンナップだ」といって、ヘッドをヤスリで削ったり、鉛を貼ったりして自分で調整していました。道具を自分のスイングに合わせることが大事ですから、自分好みのクラブに仕上げたい一心だったのです。

 ゴルファーにとってのクラブは、武士の刀と同じです。道具を大切に扱ったり、知識を深めたりするのは当然ですし、うまい人ほどクラブにこだわりを持っています。

 一般のアベレージゴルファーたちは、プロたちが使うような難しいスペックのクラブを使いたがりますが、それは上達を妨げる要因となります。

 自分のスイングで、違和感のない球が打てる。自分のイメージどおりの球が打てて、手になじみやすく、しっくりとくるクラブを選びましょう。ゴルフの上達の8割はスイングによるといいますが、上達の度合いと比例して、道具の上手な選び方や使い方の研究が絶対に必要です。

今週のまとめ
「道具の知識を深め、自分に合ったクラブを慎重に選ぼう」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年4月10日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は7/18(水)更新予定


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