絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.7 バーナード・ダーウィン




往年の名手たちの格言を吟味し、その真意をひもといていく新展開!
週刊パーゴルフ最新号(6月26日号)
第20回はボビー・ロックの格言。ぜひともご一読を!
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「ゴルファーにとって最も不適な気質は詩人的気質である」



バーナード・ダーウィン
1876年9月7日生まれ、英国出身。「進化論」で有名なチャールズ・ダーウィンの孫。ケンブリッジ大学卒業後に弁護士となるが、ゴルフの魅力に取りつかれて世界的なゴルフエッセイストとして活躍。多くの著作や名言を残した。1961年10月18日没。

ゴルフは理想ばかりを追い求めず、いかに高望みしないかが大事

詩人的な人は理想論に走りがちで、現実が見えなくなる。イチかバチかのゴルフはやめて、自分の技量に合わせて安全に攻める「現実的なゴルフ」をしよう
詩人的な人は理想論に走りがちで、現実が見えなくなる。イチかバチかのゴルフはやめて、自分の技量に合わせて安全に攻める「現実的なゴルフ」をしよう 【拡大】
 バーナード・ダーウィンのいう詩人的な気質を持つ人とは、物事を何でもいい方向にとらえるタイプの人でしょう。よくいえば楽観的な人、ちょっと意地悪な言い方をすれば自己陶酔しやすいナルシストといったところでしょうか。

 ドライバーショットはフェアウェイのド真ん中に飛んで、アイアンはピンに絡むナイスショットで、グリーンに乗らなくてもアプローチがピンそばにピタリ……。詩人的な人は、そんなイメージをいつも思い描きますが、これは妄想的な発想としかいえません。

 現実のゴルフはまったく逆で、OBや池、バンカーなどのハザードに対して、「いかにビビリながらプレーするか」が肝心。リスクを避けて安全確実に攻めていくことでスコアがまとまりやすくなります。ゴルフは「状況観察のゲーム」であり、ラウンド中に起こっていることを「現実的な目」で観察しながらプレーすることが大切です。

 100切りを目指す人たちは、プロやシングルゴルファーと同じように頑張ってパーを取ろうと考えがちですが、これが詩人的な発想であり、理想論なのです。ハンディ0の人ならパー4は4で上がることが基準。でも100の壁を破りたい人は、「18ホールをすべてダボで上がればいい」と考えましょう。予定どおり全部ダボで上がればスコアは108となります。

 ところがダボ狙いで安全にプレーすると、結果的にボギーやパーが取れるチャンスに案外恵まれるものです。自分の技量に合わせて、コースをどうやって攻略するかを熟考するクセをつけましょう。自分の技量を顧みずに、理想ばかり追い求めてもスコアにはならないことをダーウィンの格言から学んでください。

今週のまとめ
「自分の思い描くとおりにならないのがゴルフだ」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年3月13日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は6/20(水)更新予定


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