絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.5 ハリー・バードン




「風を嫌ってはならない。風こそはこの上もない立派な教師だ。
風はゴルファーの長所と欠点とをはっきり教えてくれるからだ」


風が吹く日は、多くのゴルファーがスコアを崩してしまいがち。でも、それを風のせいにしてばかりでは上達できません。風を嫌がらずに、スイングのレベルアップの絶好のチャンスだと自分に言い聞かせましょう。

ハリー・バードン
1870年5月9日生まれ、英国・ジャージー島出身。本名はヘンリー・ウィリアム・バードン。全英オープン優勝6回は歴代1位記録。「モダンスイング」の父といわれ、自身が編み出したオーバーラッピンググリップは別名「バードングリップ」ともいう。1937年3月20日没。

スピン量が多い人や、すくい打ちになる人は、風が大の苦手

風は自分の本当の実力を教えてくれる。できるだけ低い球を打つことを心がけながらプレーすれば、上達のキッカケづくりにもなる
風は自分の本当の実力を教えてくれる。できるだけ低い球を打つことを心がけながらプレーすれば、上達のキッカケづくりにもなる 【拡大】
 ハリー・バードンは往年の名プレーヤーであり、それまで主流だったベースボールグリップから大きな進化へと導くオーバーラッピンググリップの考案者としてもよく知られます。現在、年間の平均ストローク最少のプレーヤーに送られる「バードントロフィー」は、近代ゴルフの幕開けに大きく貢献した彼の名前に由来しています。

 バードンの生まれた英国は全英オープンに代表されるように、強風がコース内を絶えず吹き抜けていて、多くのゴルファーを悩ませます。プロたちが「風もハザードのうち」と口をそろえるのも頷(うなず)けるでしょう。

 ところが、バードンは「風を嫌ってはいけない」といい、「風こそ最強の教師である」という金言を残しています。その真意を探ると、風の強い日は風を利用したり、風とケンカさせたりして球筋をコントロールする必要があるけれども、風とうまくつき合えるようになれる人が、ゴルフが上手になれる人だという点に尽きると思います。

 風を嫌がる人、または風が苦手なゴルファーはボールのスピン量が多くてボールが吹き上がったり、すくい打ちになって高く上がりすぎたりして、ボールが風に流されやすい傾向があります。逆にいえば、風が強い日はスピン量を増やしてはいけませんし、ボールを低く打ち出すことを第一に考えなくてはなりません。

 ですからプロたちのレベルでいうと、全英オープンのように強風の日はむしろスイングがよくなります。高さを出す必要がない。ボールを低く打ち出したい。とすればプロたちがよく口にするライン出しのショットのイメージに近くなるのです。

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