絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.4 トミー・アーマー




往年の名手たちの格言を吟味し、その真意をひもといていく新展開!
週刊パーゴルフ最新号(6月5日号)
第18回は中村寅吉の格言。ぜひともご一読を!
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「ゴルフコースは女性に似ている。
扱いようによっては楽しくもあり、手に負えないこともある」


トミー・アーマーと聞けば昔の美しい形状のマッスルバックのアイアンや、シャープなL字パターなどを連想するゴルファーは多いことでしょう。そのアーマーがゴルフコースに対峙する心構えを、金言にして残してくれました。

トミー・アーマー
1896年9月24日生まれ、英国エディンバラ出身。1927年全米オープン、31年全英オープンで優勝するなど活躍した往年の名プレーヤー。マグレガー社でクラブの製作に携わり、〈トミー・アーマー〉ブランドなど数々の名器を生み出した。68年9月11日没。

うまいゴルファーは、コースに対して謙虚に接する心を忘れない

コースマネジメントは「レディーファースト」の精神によく似ている。女性を敬い、謙虚な気持ちで接するようにプレーすれば、“ご褒美”が待っているかも
コースマネジメントは「レディーファースト」の精神によく似ている。女性を敬い、謙虚な気持ちで接するようにプレーすれば、“ご褒美”が待っているかも 【拡大】
 英国の紳士たちは女性に対して、「レディーファースト」の精神で接することを美徳と考えます。トミー・アーマーの「ゴルフコースは女性によく似ている」という格言は言い得て妙で、まさに英国紳士らしい発想でしょう。

 アーマーの格言は、単純にいえばコースマネジメントを指していますが、ゴルフコースに不躾(ぶしつけ)な態度で接すると、強烈なしっぺ返しを食らってしまうことを暗示しているのです。

 コースマネジメントの鉄則は、「ゴルフコースに対して、いかに謙虚であるべきか」ということに尽きます。美しい女性をうまくエスコートしたければ、女性に対していかに優しく接するか、そしていかに喜んでもらえるか、を熟考するでしょう。

 女性を敬い、謙虚な気持ちになることが、コースマネジメントの基本精神によく似ていることを、アーマーは格言に残してくれたのです。

 グリーンまで残り200ヤードで、グリーンの手前に池があるという場面を思い浮かべてみてください。こんなときは「池越えのロングショットをうまく決めれば最高だ!」という心理で、100回打って1回しか成功しないようなショットを打とうとしがちです。その一発に懸けて勇敢に攻めたつもりでも、成功の確率がきわめて低いのであれば、無謀な玉砕作戦でしかないのです。

 自分のできること以上をやろうとするゴルファーほど、「自分をよく見せたい」という心理が働きます。見栄(みえ)心が丸出しですし、いかんせんよそ行きのゴルフですから、女性同様、ゴルフコースにも相手にしてもらえません。

 自分のありのままの姿で接し、誠意を持って自分のベストを尽くせば、相手はほほ笑みかけてくれる、かもしれないことをアーマーの格言に学んでください。

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