坂田信弘のラウンド進化論 絶対にOBしないティショットはフェース使いでつくる

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(5月22日号)では「緊張のショットは不器用な左腕に頼る」を掲載!
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スコアをまとめるうえでも、ゲームの流れをよくするうえでもティショットのOBほど痛いものはない。1ペナルティ、1ストロークの2打がふっ飛んでいく。そして、懐疑と自信喪失が待つ。それが分かっているからこそ、OBが待つホールのティショットは怖い。曲げたくない、なれど飛距離は欲しい。そんなときこそ、フェースへの着眼が必要と思う。

左右OB、谷越えOBのティショットは怖い

 ゴルフの中で、プレッシャーの強さ、最も強まるはOBとウォーターハザードであるような気はします。他のミスは1打の損で済むが、OBとウォーターハザードぶち込みのミスは2打損。OBを打つと、気はなえる。

 その後、よくてもボギーかダボ。OBを打った瞬間に、トリを覚悟される方もおられると思う。

 OBや池ポチャの後、すぐさま新たな闘争心を気持ちの前面に出していける方は少ないはず。多くの方は、反省、悔い、自己嫌悪の糸での絨毯(じゅうたん)織りが始まりましょう。私がそうだった。グリーン上、反省、悔い、自己嫌悪の色彩暗き絨毯をどれほどの数、織ってきただろうか。ゴルフは心の糸で編む絨毯織りのゲームでした。

 左右がOBで絶対に曲げられないティショット、あるいは距離のある谷越えティショットは怖い。恐怖心から普段どおりのスイングができなくなっていく。

 左右OBのティショットと谷越えティショットでは体の動きが変わる。

 左右に曲げられぬときは、スイングが横殴りになりやすい。普段は高いトップ、高いフィニッシュで、上品に振っている方でも、インパクトを合わせてスイングが横殴りになってくる。

 一方、谷越えショットになると体が伸び上がったり上体が突っ込んだりする。

 OBが与える恐怖という点では同じだが、左右のOBか前のOBかで体の動きもミスの種類も変わってくるのです。

 OBへの恐怖を抱きかかえたまま、真っすぐ飛ばすにはどうするか。

 真っすぐ打ちたいとき、私はインパクトスポットより2センチ下にインパクトをしてトップ球を打ってきた。トップ球は曲がらない。ただし、飛距離は20ヤード落ちる。でも安心して打てるし、アイアン2番手分の飛距離減である。そこにプレッシャーはなかった。ツアー現役時のパーオン率は高かった。ショットで絨毯織りした記憶は少ない。グリーン上がヘタすぎた。情けない話だけど、3パット怖さのあまり、3メートルを刻んだこともある。パターを持ったときの私は、病んでましたな。

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