坂田信弘のラウンド進化論 クセをもってクセを制す

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(5月8・15日合併号)では「50歳すぎの飛ばしは右腰に力を持たせる」を掲載!
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自分の悪癖を直そうと努力される方は多い。だが、クセとは無意識に出てしまう動きだ。無意識の領域のものを意識的にコントロールすることは難しい。クセそのものをなくすより、クセの動きを封じ込める新たな動きを追加することをおすすめします。

緊張すると出がちなクセを知る

 練習場ではうまく打てるのにコースラウンドに入るとミスが出る。それは、OBや池、バンカーに対する恐怖、飛ばしたいという欲、風のプレッシャー、己のスコアやライバルのスコア、ミスするのではないかとの予期不安、ショットごとに異なる距離への不安、そして自分のスイングの順応力の弱さへの過度の意識など、さまざまな要因に心が揺れ、気持ちも体も固まるからである。

 コースラウンド時、いかなる状況でも練習場と同じスイングで打てれば、ミスの数は極端に少なくなり、現在のスコアより10パーセント少ないスコアで回れるようになる。シングル入りも可能となりましょう。年齢が70歳の方であってもだ。

 練習場のスイングが、球筋・球質、そしてスイングリズムと飛距離の基本であり、ゴルフコースのスイングは順応・応用のスイングとなる認識は必要だ。状況に合わせてスイングの順応を考えたとき、緊張するとどんなクセが出るのかを知る必要もあります。ゴルフに関する限り、己を知らずして前に進むは困難な故にだ。

 練習のほとんどをクセ矯正に費やされておられる方は多いと聞く。なれど、「スイングのクセ=直さねばならぬ」の思い込みは上達の遠回りである。

 クセはあってもいい。プロも、クセは持つ。そのクセを個性へと昇華させるか、ミスの原因とするかが問題なのである。

 プレッシャーがかかる場面で、手首を使いすぎる人。いくら直そうとしても、一度染みついたクセを直すには時間がかかる。手首を使いすぎるならば、左腕を走らせればいい。左腕が走れば、たとえ手首を返しても返したことにはならない。インパクト前の左腕のスピードが落ちると、手首の返しが悪癖となるわけだ。

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