匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【横島由一4】



感情のコントロール
曲げても、飛ばせなくても、打てるところにあれば大成功


ミスしていちいちイライラしていたら18ホール持たない

 ボクの経験上、皆さんに、こうすればもっとスコアがよくなりますよ、ということでアドバイスするなら、極論、穏やかな気持ちでプレーすることですね。基本的に温厚な性格を自負しているボクですが、若いころはミスすると、ものすごく頭にカーッと血が上るタイプだったんです。“何をやってんだ、オレは! あれだけ練習してきたのに”と自分を責めて、険しい顔つきになってふてくされ、同伴競技者が近寄り難い雰囲気を出していました。実際、ゴルフを始めたころから、そういう性格で何試合も自滅していたほどです。

 このままではいけない、と心底思い始めた20代の後半。調子がよくても悪くても常にポーカーフェースでプレーする、プロ仲間の中村通さんに「何でミスしても平気でいられるの?」と冷やかし半分に聞くと「しゃあないやん、ミスしたってやるしかないんやから。いちいちバーディ取ってワーッと喜んで、OB打ったらシュンとしとったら身が持たんぞ」。そりゃそうですよね。頭をガーンと殴られたかのように、自分の愚かさに気づかされた次第です。

 それからは少しずつ感情を抑えてプレーするように努めました。その成果もあって、それなりの成績も残せたのだと思います。でも、中村さんの教えを早く実践していれば、もっと勝ち星を増やせたかもなぁ、との後悔の念もあるんです。

関連記事一覧

レッスン最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ