絶対に100をたたかない もりモリ総研 vol.51 心の中で「ケンカしない」こと




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心の中で「ケンカしない」ことがメンタルコントロールの極意


「短気は損気」といいますが、ラウンド中にイライラしたり、カリカリと怒っていたりしているゴルファーが多くいます。自分の心の中にいる「もう一人の自分」との会話を楽しむことでプレーが大きく変わるはずです。

スイングの原理・原則を理解しておくこともメンタルのうえで重要だ

実際に球を打っていない時間が多いゴルフでは、自分のミスを許せる時間をつくることが大事。常に平静な心でラウンドしよう
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 先日、タイガー・ウッズが米ツアーの公式外競技、ヒーロー・ワールドチャレンジで久々にトーナメントに復帰出場を果たし、一時トップに立つなどの活躍で大きな話題となりました。結果は9位タイでしたが、タイガーのスイングのスーパースローのテレビ放映を見て鳥肌が立ったものです。

 まるで飛行機が滑走路に着地するかのように、ヘッドがインパクトの手前から緩やかな角度で下りてきて、ソールで芝の上を長く滑ってからヘッドが緩やかな角度で上昇していく軌道は、まさに世界一のインパクトゾーン、と再認識させられました。インパクトゾーンが誰よりも長いから、ブランクをものともせず、他のプレーヤーと伍して戦えたのだと思うのです。

 どんなに優れたプレーヤーでも案外ミスをしています。それでもミスに見えないのは、ミスしてもケガの少ないスイングを実行しているからです。つまり、「確率の高いスイング」です。インパクトゾーンが長いほど確率の高いスイングができ、スコアがまとまりやすいのです。

 しかし残念ながら多くのアベレージゴルファーは、インパクトが短い点になってしまっています。フェース面をボールに丁寧に当てることに気を奪われて、インパクトで手首が折れているのです。

 長いインパクトゾーンを体感するには7、8番アイアンを持ち、右足の前から左足の外側までヘッドのソールで芝の上をゆっくり引きずってみてください。竹ぼうきで落ち葉を掃くようにブラッシングする感じです。この感覚を覚えれば手首が折れなくなり、長いインパクトゾーンでボールをとらえられるようになります。

 技術的な話を先にしてしまいましたが、どうして私がインパクトゾーンの重要性を強調したいかというと、メンタルがどんなに強くても、スイングの原理・原則を理解していない限り、メンタルではスコアをカバーできないからです。

 ところが多くのゴルファーは、感情だけでプレーしているように思えてなりません。「いいショットが打てた」「またミスしてしまった」「真っすぐ飛んでうれしい!」「OBを打ってチクショー!」などと、ショットの結果で一喜一憂しています。

 みんなで楽しいゴルフをするのも大いに結構ですが、スイングの物理的要素にも目を向ければ、もっと確率の高いプレーができ、ゴルフをより一層エンジョイできるはずです。

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