匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【室田淳1】



ティショットの極意
パー4もパー5も
ピン位置から逆算して狙いどころを決める


単に飛距離を稼ごうとするのは危険性を高めるだけ

 オレにとってのコースマネジメント? ティグラウンドに立ったら必ずピンポジションを見ることだね。パー3に限らず、パー4でもパー5でも、そのホールのピン位置を確認する。グリーン方向が見えなかったらピン位置を示す用紙でね。それは一般のコースでもマスター室前に置かれていたり、各カートに配布されていたりするはずだよ。

 そうして、そのピンを狙うにはフェアウエーのどちらサイドから打っていくと簡単なのか? ラフからでも狙っていけるのか? 飛ばして中途半端な距離を残すよりも、刻んでフルショットで攻めていくべきか?

――ピン位置がグリーン手前の場合は、そのほうが有効だからね――。その辺りの想像を膨らませ、逆算してティショットはどこに打っていくのがベストかを見極めるんだ。

 もちろん、ここはできるだけ飛ばしていこう、というホールもあるよ。でも、それもあくまでピン位置から逆算してのもの。対して、アマチュアは単に距離が長いからだとか、フェアウエーが広いから、と思いきり振って飛ばそうとする。だからリキんで打球を曲げているんだね。

 フェアウエーが広々として、よし、カッ飛ばすぞ、と挑戦意欲をかき立てられるホールほど、打つ前にピン位置を確認するようにしてごらんよ。そうしたら、そのとおり正確に打てるかどうかは二の次に、どこにどう狙っていくといいかが見えてくる。すると、目標方向にきっちりと構える意識を高めて、かつ、無駄な力も抜けて打てるから、大きなミスを格段に減らすことができるよ。

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