絶対に100をたたかない もりモリ総研 vol.42 ミスの要因はメンタルのせいではない!?




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「メンタルが弱い」からミスが起きるわけではない


プレー運びがうまくいっているときに、「メンタルが強いから」とはいいませんが、スコアが悪くなると、途端に「メンタルが弱いから」という人がいます。考えてみれば、ちょっと変だなと思いませんか?

スコアが悪かったのはメンタルが弱かったからではない

メンタルが弱いからミスするのではなく、ゲーム運びやマネジメントが悪ければミスをする。プロもミスすることはあるが、心のアップダウンを小さく抑えることで冷静にプレーできる
メンタルが弱いからミスするのではなく、ゲーム運びやマネジメントが悪ければミスをする。プロもミスすることはあるが、心のアップダウンを小さく抑えることで冷静にプレーできる 【拡大】
 スクラッチプレーヤーが普段よくラウンドするコースでいつも74~75くらいのスコアで回るのに、試合とか競技になると80以上もたたいてしまうことがよくあります。プロも同様で、大抵はアンダーパーで回る選手が80近くも打ってしまうケースも決して珍しくはないのです。

 競技となるとコースセッティングが難しくなるからだと思うかもしれません。確かに日本オープンなどのナショナルオープンや日本アマチュア選手権などではあえてコースセッティングを難しくしていますが、アマチュアの一般の競技では普段よりもコースの難易度を上げるわけではありませんし、ホームコースでの月例競技などはいつもより難しくすることなんてないのです。

 ところが競技になるとプライベートのラウンドとは全然違って相手との勝負が懸かってきます。相手よりもいいスコアを出さないと勝負に勝てませんから、コースマネジメントが普段よりもシビアになります。目標設定のうえでも狭いルートで攻めたり、ピンを直接狙ったりなど、競技では勇気が要求されてきます。

 ラウンド中の思考とかゲームに対する思考が、競技になると変わってくるわけです。ゴルフ場は何も変わっていないのに、いつもの75のスコアが月例競技では85もたたくなんてことはよくあります。普段は80台で回れるゴルファーが競技では100も打ってしまったという人を、これまで何人見てきたことでしょうか。

 そのため、上級のレベルになると、メンタルというひとくくりでは片づけられないと私は思います。競技や試合になると、いつもたたいてしまう。それを「メンタルが弱いから」と簡単に片づけがちですが、メンタルが弱いから負けたという考えは、私は好きではありませんし、決してそれは当てはまらないと思うのです。

 競技や試合のときは普段のラウンド以上に、精神的なプレッシャーがかかってくるのは確かです。そうした局面で大たたきしてしまうのは、その人の人間性とか心の持ちようが直接プレーに表れるのではなく、競技になったときのゴルフのゲームの運び方を間違えているのです。メンタルが弱かったから、よいスコアを出せなかったわけではありません。好スコアの欲求が高まったときの、ゴルフゲームの仕方を知らないだけなのです。

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