匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【植田浩史2】



決め打ちのススメ
ドッグレッグホールはちょっと遠回りで狙う


コーナー外側の林に打球を打ち込むと大たたきにつながる

 ボクが支配人を務める太平洋クラブ益子PGAコースは、典型的な林間コース。ティショットを曲げて、林の中に打ち込んでしまったら、大抵次打は出すだけ。3打目であらためてグリーン方向を狙うといったケースが多くなります。

 スコアメークするうえで特に注意したいのがドッグレッグホールです。例えば右ドッグレッグホールで右の林に打ち込んでしまうと、ほとんどの場合ヨコに、もしくは後方に出すだけになってしまいます。となると、3打目でグリーン方向を狙うのはまず不可能。4打目でようやく、といった事態となって、大たたきへとつながりやすいですね。

 対して、左の林に打ち込むぶんには、2打目でグリーン方向へと近づけられる公算が高い。したがって、お客さんとウチのコースを回って右ドッグレッグホールに来たら、飛距離的に林を越すだろうという人は別にして、ティショットは左の木に打球を当てるくらいの気持ちで、ちょっと遠回りする感じで狙っていきましょう、とアドバイスします。

 すると、はい、分かりました、といい返事が返ってくるのですが、見ていると、ティグラウンドの真ん中にティアップする人が多いんです。いや、いや、違うでしょう。フェアウエー左サイドを狙うのであれば、基本的にはティグラウンドの左側からのほうが、ほぼほぼ真っすぐに打てばいいわけですから確率が上がるはずです。

 よく、右ドッグレッグホールではティグラウンドの右側にティアップして、フェアウエーの左サイドを狙うといい、そうすればフェアウエーを広く使える、などといいますが、ボクは理解できません。フェアウエーを斜めに狙うなどというのはイメージが出しにくいし、アマチュアの皆さんがまねればカット軌道を招いて、左右の曲がり幅をかえって大きくする危険性が高いですからね。

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