匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【真板潔3】

プレッシャーの中、プロでもパーでまとめるのは難しい

 さて、最終ホールをパーで上がれば70台だ、もしくはベストスコアだ、とプレッシャーがかかるとき。ボクらプロでいえば、ここをパーでまとめないと予選突破できないといった状況に近いものがあると思いますが、何にしても、なかなか計算どおりにいくものではありませんよね。

 パーを取りたい、と意識すればするほど体がこわばって、ショットが乱れる。そこから乗せたい、寄せたい、入れたい、と思えば思うほどうまくいかなくなる。皆さんもご経験されていることだと思います。

 プロでさえ、追い詰められた局面をパーでまとめるのは至難の業です。数多く失敗の経験を積む中、たまたまうまくいくことがある。正直、それが関の山でしょうね。

 考えようによっては、目標スコアを設定するのも18番ホールを難しくする要因です。先にある数字を追いかけては、目の前の一打に集中できなくなりますからね。ちなみにボクは目標スコアを設定することは、ほとんどありません。例えば予選ラウンドのカットラインを2アンダーと予想して目指すと、大概そのスコア前後となるもの。結果、最終ホールで追い詰められてボギーにし、予選落ちを喫することが多いんですよ。

 ゴルフは18ホールを終えてのスコアを競うゲームであり、17番までのスコアと18番のプレーを切り離して考えるものではありません。なかなかそうは簡単に割り切れるものではないでしょうが、できれば欲をかかずに一打、一打、そこで今、自分がすべきことに意識を集めるのが最善策かと思います。

関連記事一覧

レッスン最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ