絶対に100をたたかない もりモリ総研 vol.39 心の“ゆとり度”をできるだけ切らさない




週刊パーゴルフ最新号(12月12日号)では、
「ゴルフは『計画のゲーム』。一時的な感情で計画を放棄しない」をレクチャー
ぜひともご一読を!
その他の週刊パーゴルフ12月12日号のラインアップはコチラ!



心のインジゲーターをできるだけ切らさない


18ホールをプレーするゴルフは体力が必要ですが、「心の持続力」も要求されます。ミスしてすぐにキレてしまう人は気持ちの上での消耗が早く、プレーのパフォーマンスも低下して無駄なスコアの上塗りとなるのです。

多くのゴルファーは、ラウンドの早い段階で心が消耗しきってしまう

ミスをしたら誰でもイライラするものだが、怒りは一瞬で終わらせ、すぐに心の余裕を取り戻すことができるのがプロゴルファーだ
ミスをしたら誰でもイライラするものだが、怒りは一瞬で終わらせ、すぐに心の余裕を取り戻すことができるのがプロゴルファーだ 【拡大】
 できるだけ心を落ち着かせて18ホールをプレーするには、「心のインジゲーター」を無駄に切らさないことも大切なポイントとなります。インジゲーターとはご存知のように、速度や圧力などを指示する計測器のようなものですが、ここでは心の「ゆとり度」と考えてください。

 心の中に100のインジゲーターがあるとすれば、朝スタートしてプレーを続行していくうちに、それがどんどん減っていきます。つまり心の疲労度が増していくのですが、プロやシングルゴルファーは、ラウンド中の心の疲労度をできるだけ少なく抑えることを考えながらプレーしています。

 ところが多くのアベレージゴルファーは朝一番のティショットを打つとき、フェアウエーの両サイドがOBという強烈なプレッシャーに襲われるような場面ですと、最初にあった100の心のインジゲーターのうちの半分近くをそこで費やしてしまいます。ショットが成功しても失敗しても、自分の心の中の気持ちのゆとり度が5割も減ってしまうことになるのです。

 その後で、たとえば2メートルの下りのパーパットなどチャンスに恵まれた場面で気持ちを集中させたいときに、心のインジゲーターに余裕がないと集中しきれません。ですからツアープロたちは、最後の勝負どころで気持ちを集中させたり、プレーのパフォーマンスを高めたりしたいときに、すぐに実践できるように心のインジゲーターをキープしています。ラウンドの早い段階で気持ちが消耗してしまいがちな多くのアベレージゴルファーと違い、インジゲーターが減りきっていないわけです。

「今日はいいスコアを出すぞ!」と自分に対する期待を高めるのは、とてもいいことです。しかし、朝一番のティショットでいきなりミスして、バタバタした結果ダボやトリプルを叩いてしまうと、その段階で「今日もダメか~」と諦めムードとなります。すぐにプレーが投げ槍になったり、途中でやる気がなくなったりするのは、心のインジゲーターがほぼ空っぽ状態になってしまうからです。気持ちが「ガス欠」状態なのですから、プレーにゆとりが持てず、どんどん負の連鎖に陥ってしまうことになるのです。

 心の疲労度をできるだけ少なく抑えるには、マイナス思考にならないとか、最高のショットを打とうと思わずに、そこそこのショットが打てればいいと割り切るなどの要素があります。「今日はミスしても絶対に下を向かないぞ!」とスタート前に気持ちの準備をしておくのもいいことですが、要は自分で自分を追い込んで、心の疲労度を高めてしまうような行動を慎むことが大切なのです。

レッスン最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ