匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【長谷川勝治2】



実力差がハッキリ表れる
バンカーショットに強くなりたい


バンカーからピンに寄せられるか否かがスコアを大きく左右

 前回、70歳になった今が一番飛んでいる、という話をしましたが、もともとボクはアイアンやショートゲームで勝負してきたタイプです。その中でも、特にバンカーから寄せる練習には精を出しました。バンカーショットってボールを直接打たない特殊な打ち方じゃないですか。だから、うまくいくと他のショットとは違う快感を得られますよね。

 というより、必要に迫られたというのもありました。例えば中日クラウンズが開催される名古屋GC和合Cに何ホールかあった昔の砲台グリーン。今は改造されましたけど、当時のそれは、ボクのパワーではどれだけいいショットを放とうと、ボールが跳ねてしまって止められないんです。そのうえ強く受けているから、グリーン奥からの寄せはお手上げ状態。だからグリーンサイドのバンカーに入れて寄せるしかない、ということがしばしばあったんです。

 そのころ、バンカーの名手といえば青木功さん、ジャンボ(尾崎将司)、それと村上隆さん。この3人はメチャクチャうまかった。村上さんなんて、SWのフェースをあまり開かずに打っていたんです。あれで、どうやって距離感を出していたのか、今でも疑問のままです。

 その3人に何としても追いつきたかった。だから、一緒のラウンド時は間近で見たテクニックを忘れないようにすぐメモしたり、練習にしても昼食時以外、朝10時ごろから暗くなるまで、一日中ずっとバンカーに入っていたこともあるくらいです。

 それであるとき、広島県での試合と覚えていますが、ジャンボと同組だったんですね。ジャンボって人のショットをあまり見ないんですが、その日、ボクがたびたびバンカーからうまく寄せるもので、ちょっと気になったんでしょう。左足下がりのバンカーからピタッとピンそばに止めたのを見ていたようで“いやぁ、勝ちゃん、うまいなぁ”と褒められたのはホントうれしかったなぁ(笑)。

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