匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【飯合肇4】



コースで強くなるために
練習のための練習はするな


よきライバルの存在が実力を引き上げてくれる

 もっとゴルフがうまくなりたい、いいスコアで回れるようになりたいって思うなら、一番のお勧めはいいライバルを見つけることだね。前回、俺は大学1年の夏まで野球部に所属していて、その後ゴルフを始めて3年半でプロになったという話をしたけど、それも実は同い年であるジェット(尾崎健夫)の存在が大きかったんだよね。

 俺がジャンボ軍団入りしたのはプロになってからだから、当時彼と面識があったわけじゃない。でも、向こうはジャンボ(尾崎将司)の弟で、しかも、高校時代に野球をやっていて、3年生時の秋にはプロ野球のドラフト会議で指名されたほどの逸材。それを蹴って、兄の下でプロゴルファーを目指し、俺が練習していた習志野CCにもよく来てたんだよ。

 だから向こうは俺のことを知らなくても、こちらとしては否応なく意識するし、えい、負けられるか、って勝手にライバル視していた。それが大きなパワーになって、プロ試験も早々に突破できたのだと思う。

 プロになってからも、特に倉本(昌弘)クンを代表とする同世代の大学ゴルフ部上がりの連中には、負けたくないって思いが強かった。最初のうちは全然歯が立たなかったけど、彼らに体力的に劣ることは絶対にない、追いつける、追い越すんだ、って気持ちで頑張ったのが、プロ生活の土台になったのは間違いない。

 よく、ゴルフは自分との闘いだ、なんていうけど、やっぱりライバルがいると、練習でもコースでも、もうひと踏ん張りできて、自分の底力を引き上げてくれるからいいよね。えっ、今の俺のライバル? そりゃ、シニアツアーのキングの座に君臨している室田(淳)クンでしょ。何とかやっつけたいなぁ(笑)。

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