絶対に100をたたかない もりモリ総研 vol.24 「全部ミスでもOK」と決める




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「ターゲットに集中するには『心が一つになる』ことが大前提」をレクチャー
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「全部ミスでもOK」と決めてプレーしてみよう


トッププロたちはプレッシャーのかかる場面でも、スーパーショットを打ってみせます。メンタルが強い証しですが、本当のところプロたちは何を考えているのでしょうか? それが分かれば、あなたのプレーも大きく変わります。

「ナイスショットなんてそんなに打てない」と不動裕理プロはいった

こんな場面に遭遇しても、「ミスは起こるもの」と頭で考えていれば、その後大きく崩れることはない
こんな場面に遭遇しても、「ミスは起こるもの」と頭で考えていれば、その後大きく崩れることはない 【拡大】
「ゴルフはミスのスポーツ」という話をよく耳にしませんか?

 この話、実はメンタルのコントロールと深い関係があるのです。

 ちょっと内容がそれているように思うかもしれませんが、例えばグリーン周りから3打で上がれる力がついたら誰でもシングルゴルファーになれると聞いて、あなたはどう考えるでしょうか?

「それがどうした?」と思うかもしれません。でも、よく考えてみてください。トッププロですらグリーン周りから2打以下のスコアで上がれることはほとんどありません。チップインすれば1打、チップインに失敗したら寄せワンで2打、それにも失敗したら簡単に3打となってしまいます。トッププロですら2以上打つのは当たり前のことで、その辺が納得できない限り、「ゴルフはミスのスポーツ」という定義の意味を永遠に理解できないでしょう。

 意味がよく分からないという人は、完璧なショットを続けて打たないとベストスコアが出せないと思い込んでいるタイプです。シングルゴルファーたちは「完璧なショットを打とう」なんて思いませんし、「ミスしてはいけない」と自分を追い込むこともしません。

 2000年から6年連続で賞金女王に輝いた不動裕理プロが、次のようなことをいっていたのを聞いて、とても驚いたことがあります。03年には年間10勝の最多勝を挙げておきながら、不動プロは「私はナイスショットなんて、そんなに打てませんよ」と口にしたのです。スーパーショットを連発させないと年間10勝なんてできっこないと思われがちですが、不動プロの思考はまったく違うわけです。

 ナイスショットがそんなに打てないという言葉は、「絶対にナイスショットを打たなければいけないわけではない」という思考に置き換えることができます。つまり、「スーパーショットを打たなくちゃいけない!」とか「絶対に勝たなくちゃいけない!」などと自分を追い込んでいないのです。

 日本では自分を追い込むことが崇高なものだと思いたがる傾向が多く見られます。特にゴルフはメンタルなスポーツともいわれるだけに、強い精神力を持つことが理想とか美徳と考えられがちですが、あながちそうではない、と私は思います。

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