絶対に100をたたかない もりモリ総研 vol.2 アプローチでのクラブ選び

ダフリのメカニズムはヘッドの重心位置が大きなカギを握る

 サンドウェッジはロフト角が56~58度と多く、ボールが上がりやすいクラブだと多くのアベレージゴルファーは認識していることでしょう。短いクラブだからフェースの芯に当てやすいイメージも持っているかもしれません。それなのにサンドウェッジを持ってアプローチショットを打つと、いつも手前をダフってしまうという人がとても多いのが現実です。

 どうしてサンドウェッジがダフりやすいクラブかというと、クラブの性質によるものです。試しにサンドウェッジ、9番アイアン、5番アイアンの3本を持ち、ヘッドを見比べてください。サンドウェッジが最もフェース面が上を向いていて、ボールに対して構えると重心の位置がボールから一番遠いことが分かるでしょう。
フェースをスクエアにセットしたとき、ロフト角の多いクラブほど重心の位置が自分から見てリーディングエッジよりも右側となる。
フェースをスクエアにセットしたとき、ロフト角の多いクラブほど重心の位置が自分から見てリーディングエッジよりも右側となる。 【拡大】
 これがどういうことを意味するかというと、重心がボールから遠いぶん、ボールの手前でヘッドが早く落ちやすいため、ダフりやすいのです。サンドウェッジを持つとボールを高く上げようとしてフェースを開こうとする人が多くいますが、開けば開くほど重心の位置がボールから離れて、余計に手前をダフる確率が上がってしまいます。
フェースを開けば開くほど重心の位置がシャフトの延長線上よりもさらに右側となる
フェースを開けば開くほど重心の位置がシャフトの延長線上よりもさらに右側となる 【拡大】
 その点、ボールを右寄りに置き、フェース面を立てて閉じ気味に構えれば重心の位置がシャフトの延長線上に近づきます。結果的にボールにコンタクトしやすく、ダフリにはなりにくいのです。
重心がシャフトの延長線に近づき、さらにかぶせると延長線よりも左側となる
重心がシャフトの延長線に近づき、さらにかぶせると延長線よりも左側となる 【拡大】
 サンドウェッジよりも9番アイアンのほうがダフリは出にくく、ロフトの立った5番アイアンになると、さらにダフりにくくなります。5番アイアンはアプローチではほとんど使われませんが、ライの悪い場所から低く転がしたいときに多用するプロもいるほどです。

「ダフらせたくない場面ではフェースをかぶせて打とう」

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