【私のこだわりの一本】約20年間エースの座に君臨 -井戸木鴻樹-

オデッセイ/ホワイトホット2-ボール(長さ33インチ)
レギュラーツアー時代、パッティングスランプに陥って苦しんだ過去を持つ井戸木。しかし、一本のパターとの出合いにより、シニア入り後、安定した成績を残し続ける。

構えたときもインパクトでも、フェースがかぶらない

 このパターとは試合で初めて使ってから、もう20年くらいのつき合いになりますね。途中、どうもうまいこと転がせなくて中尺パターとか使った時期もありましたけど、結局はこれに戻るんですよ。シニアになってからはずっと使っています、たまの浮気グセは直らんけどね(笑)。
ヘッド上部のセンターラインが消えかかっているが、「これまで3回くらい黒ペンで書き足しました(笑)」と井戸木
ヘッド上部のセンターラインが消えかかっているが、「これまで3回くらい黒ペンで書き足しました(笑)」と井戸木 【拡大】
 何がええって、やっぱりよく(カップにボールが)入ったことがある実績やね。入らんときに他のパターに替えても、そんな大して入らん。どうせ入らんのなら、入ったことあるパターにしよ、ってことですわ(笑)。ただ、ボクはフェースがかぶる(=左を向く)のが嫌なんやけど、これは構えたときも、インパクトでもかぶらんからいいんです。だからシンプルにストロークできます。
ソールの鉛は、「いつの間にかすり減ってバランスが落ちてきたので3年くらい前に貼り足した」(井戸木)とのこと
ソールの鉛は、「いつの間にかすり減ってバランスが落ちてきたので3年くらい前に貼り足した」(井戸木)とのこと 【拡大】
 これだけ長く使っても、グリップ交換をしたのは1回だけ。6年くらい前かな。シャフトが見えかけるくらいグリップがすり減ってしまって、替えなくてはならんかったんやけどビビりましたわ。違うパターになってしまうんやないかと思ってね。まあ、何の問題もなく、無事チェンジできましたけど、もうあんまりいじりたくないですね。このまま壊れるか、折れるまで使いますよ(笑)。
約20年愛用もグリップ交換したのはわずか1回。「替えるとパター自体が変わりそうで嫌ですわ」と井戸木はいう
約20年愛用もグリップ交換したのはわずか1回。「替えるとパター自体が変わりそうで嫌ですわ」と井戸木はいう 【拡大】

日本男子選手唯一の海外メジャー覇者
井戸木鴻樹
(いどき・こうき)
1961年生まれ、大阪府出身。82年プロ転向。レギュラーツアー通算2勝、国内シニアツアー通算1勝。シニア入り2年目の2013年、全米プロシニア選手権で優勝。アジア人として初めて米シニアメジャーを制した。小野東洋GC所属


取材トーナメント/ISPS・HANDA CUP・フィランスロピーシニアトーナメント
取材・文/伊藤昇市 撮影/富士溪和春
※週刊パーゴルフ(2018年6月19日号)掲載

バックナンバーはコチラ  >>

関連記事一覧

ゴルフ用品最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ