【私のこだわりの一本】アプローチの距離合わせがしやすい -室田淳-

フォーティーン/RMカスタム(ロフト角58度)
今年で63歳を迎える「鉄人」室田淳。昨年、シニアツアーの最多勝利記録を塗り変え、大台の20勝にあと一つと迫った。それを陰で支えるのが、長年にわたって愛用しているSWだ。

ポンと打ってトロトロと常に安定した転がりで寄せていけるのがいい

 こだわりの一本といわれても正直ないんだけど、ただ、このSWとのつき合いは、かれこれ10年以上になるんじゃないかな。以前は品名が違っていたようだけど、ずっと同じシリーズを1年ごとに新しいものに替えて使い続けているよ。えっ? 他のプロは溝がなくなるって、SWを3カ月ペースで替えているの?オレはそんなに練習してないから全然問題ないよ(笑)。
室田の感性に合わせてバンスを微妙に削り、ソールの滑りをよくするアレンジが施されている
室田の感性に合わせてバンスを微妙に削り、ソールの滑りをよくするアレンジが施されている 【拡大】
 何がいいって、フェースを開いても、ロフトを立てても、ソールの滑りをよくしてグリーン周りから寄せていけるところだね。SWを使ったアプローチってシュッと打ってスピンをかけるより、ポンと打ってトンと落下したら、トロトロって転がして寄せていくほうが絶対的に距離合わせするのも簡単でしょ。このSWは、その転がるスピードが、オレの距離感にピタリと合うんだ。それを超えるものはちょっとないと思うな。
「フェースを開いても、ロフトを立てても自分の距離感にピタリとマッチして寄せていける」と室田
「フェースを開いても、ロフトを立てても自分の距離感にピタリとマッチして寄せていける」と室田 【拡大】
 もう年齢も年齢だけに、重たいクラブを振るのがしんどくなってきたから、シャフトは軽量スチールを装着しているよ。でも、よく分からないけど、それも今のオレにはうまくマッチしているのかな。とても使い勝手がよくて、しばしば迎えるピンチを救ってくれるからね。
「これが一番アプローチでのシャンクも出なかった(笑)」ことも使うきっかけになったようだ
「これが一番アプローチでのシャンクも出なかった(笑)」ことも使うきっかけになったようだ 【拡大】

シニア界のキング
室田淳
(むろた・きよし)
1955年生まれ、群馬県出身。82年プロ転向、レギュラーツアー通算6勝。シニアツアー入り後、賞金ランキングベスト5を外すことなく、昨季も2勝を上乗せさせて通算19勝。シニア賞金王にも過去4度輝く。長寿の里所属


取材トーナメント・三井住友VISA太平洋マスターズ
取材/文・伊藤昇市 撮影・高木昭彦
※週刊パーゴルフ(2018年4月17日号)掲載

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