今年度の競技開始を待たずに逝った世界アマ優勝メンバー

木村憲明さん(写真提供・日本ゴルフ協会)
木村憲明さん(写真提供・日本ゴルフ協会) 【拡大】
4月はゴルフ界にとっても新年度。各クラブや各地区連盟、日本ゴルフ協会などの競技の予選・本戦がスタートする。そんな競技で偉大な足跡を残したアマチュアゴルファーが3月半ば、ひっそりと息を引き取った。木村憲明さん(享年64歳)。1984年、日本チームが過去一度だけ優勝したことがあるアイゼンハワートロフィー世界アマチュアチーム選手権(開催地・香港)の優勝メンバーだ。

2年ごとに開催国を変えて行われる同大会で日本チームは、74年ドミニカ大会、76年ポルトガル大会で準優勝、さらに前回82年のスイス大会で3度目の準優勝となっていて、84年大会には並々ならぬ気合いをもっての参加だった。木村さん以外のメンバーは阪田哲男さん、尾家清孝さん、加藤一彦さんの4人。木村さんは、師と仰ぎ、チームのキャプテンとして同行していた中部銀次郎さん(日本アマ6勝)の激励もあって奮闘。見事、優勝に貢献したのだった。

その後も90年の日本アマでプレーオフの末に2位になったり、JGAナショナルチームの一員(89~93年)として活躍するなど、日本のアマチュアゴルフ界に欠かせないトップアマの一人だった。さらに地元の関西ゴルフ連盟では競技委員などを務め、同連盟の月例競技会の発足にも貢献。アマチュアゴルフの発展にも寄与してきた。

優勝チームのメンバーだった阪田哲男さんは、

「弱点のないオールラウンドプレーヤーで粘り強い選手でした。とにかく研究熱心で、世界アマで優勝したときだけでなくナショナルチームで一緒になると、よく技術論をみんなで語り合ったものです。理論的に突き詰める、ゴルフに対して本当に真摯な人でした」

と、木村さんの若すぎる死を惜しんでいる。

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