スポーツ界でも最高の栄誉「天皇杯」よりも希少な「摂政杯」が東京GCにあった

東京GCの史料室に展示されている摂政杯
東京GCの史料室に展示されている摂政杯 【拡大】
スポーツ競技における最高の優勝カップともいえる天皇杯。大相撲の千秋楽に幕内優勝者へ渡される賜杯やサッカーの天皇杯、中央競馬の天皇賞などはよく知られているが、柔道、剣道、卓球、バレーボール、スキー、六大学野球など、さまざまな競技で優勝者に授与されることになっている。同様に女性の勝者には皇后杯が授与される競技も多い。
 ゴルフ界には天皇杯はないが、希少な「摂政杯」が東京ゴルフ倶楽部(埼玉県)にあるのは意外と知られていない。皇太子時代の昭和天皇が1922年に当時、都内駒沢にあった東京GCに来場。プリンス・オブ・ウェールズ公とゴルフを楽しまれた折に、同倶楽部に寄贈されたものだ。当時、昭和天皇は大正天皇の摂政となられており、そのため「摂政杯」という賜杯名となったいきさつがある。また、このときプリンス・オブ・ウェールズ公からも同時に杯を賜っている。
 東京GCではその後、摂政杯、プリンス・オブ・ウェールズ杯という倶楽部競技を新設。以降、現在まで毎年開催している。この二つの杯は現在、同倶楽部がクラブハウス内に設置している史料室に展示されており、来場者は誰でも見ることができるようになっている。隣に並べられた二つの銀色の杯は、お二人の友情が今も続いているように感じさせてくれる。
 なお、史料室には同倶楽部の歴史を始め、貴重なゴルフ界の史実なども展示されている。来場する機会があれば歴史あるコースやクラブハウスとともに、ぜひ史料室をのぞいてみてはいかがだろうか。

その他最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス

アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ