ルール改正でも推進されるプレーファスト! レディゴルフはその代名詞となり得るのか?

飛距離の出ない人からティショットするのもレディゴルフ
飛距離の出ない人からティショットするのもレディゴルフ 【拡大】
先日、R&AとUSGAから、2019年1月1日より改正されるルールが発表されたのはご存じの方もいるだろう。

その改正目的のひとつがプレーファストという点。ボールの捜索時間は5分から3分に短縮、パッティング時にピンを立てたまま打っても無罰、2罰打を払えばバンカー内のボールをバンカー外にドロップできるといった変更、あるいは紛失球やOBのなった場合にはニヤレストポイントから2罰打を払ってプレー続行できるというローカルルールが制定できる(一般ゴルファーの競技に限る)といったことは、その目的に即したものといえる。

それとは別に昨年からR&AとUSGAがゴルファーに推奨しているのが「レディゴルフ」ということ。ルールではピンから遠い人から打つ(遠方先打)と明記されているが、遠方先打にこだわらず、打つ準備ができたら人からショットをしましょうというわけだ。

たとえば、オナーや最もピンから遠い人が打つ準備ができないときには他の人が先に打つ、前の組への打ち込みがない範囲でショートヒッターがロングヒッターより先に打つ、ガードバンカーをならしているからピンに近い人が先に打つ、といったことだ。ちゃんとした競技会でもない限り、今でも日常的にこうしたことを行っている人も多いだろう。

これからは、R&AとUSGAのお墨付きもあるので、率先して行っても遠方先打の原則を犯す後ろめたさがなくなる。

レディゴルフの効果を計る実験ラウンドが先日、湘南カントリー倶楽部(神奈川県)で行われたが、プレー時間の短縮には有効だということが分かった。快晴・微風というコンディションでアウト9ホールを遠方先打とレディゴルフで1周ずつ、4サムでラウンドしてプレー時間を計測したが、レディゴルフでは4人で14打多く叩いていたのに、プレー時間は3分短くなっていたのだ。

同CCは昨年8月1日よりストロークプレーのクラブ競技での実施を開始するなど、先進的な取り組みをしているコース。「エチケットの遵守と安全確認を大前提として、他のプレーヤーやキャディに声をかけたうえでの実行をお願いしています」とメンバーに告知をして周知徹底しているが、打球事故や前の組への打ち込みなどもなく、否定的な意見も出ていないという。

もちろん、前の組がスロープレーをしていては、いくら自分たちがレディゴルフを心がけてもラウンド時間はかかってしまう。それだけに、実施には幅広いプレーヤーへの啓蒙と実践する意識の高まりが必要なのはいうまでもない。

明日から皆さんも「レディゴルフ」の実践を!

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